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レトロ相撲記事。

明治~大正の新聞記事は大変興味深い情報の宝庫です。味わい深い文体も楽しみながら、古き佳き時代の相撲場風情を満喫しましょう。 緑色の文字は作成者のコメントです。

明治14年春場所9日目 (東京横濱毎日新聞/明治14.1.18)梅ヶ谷58連勝で止まる

Posted on 2006年6月29日2026年1月8日 By gans 明治14年春場所9日目 (東京横濱毎日新聞/明治14.1.18)梅ヶ谷58連勝で止まる へのコメントはまだありません


・昨日九日目の相撲は見物二千百八十九人にて九日目には上出来の景況なり。
・荒虎と司天龍は、立合際荒虎は激しく突掛け既に相手を突き出さんとするを、司天龍は土俵を廻り上手より組付きし所を、すかさず荒虎は「河津」を掛けしにぞ司天龍は余程こたえし体にて遂に腰を折りたり。
・次に梅ヶ谷と若島の取組は、若島始めより念を入れて立合いしが果たして利き手の右を差し左手は相手の右を受け、其のまま押切りて勝ちたるは日本無双の働きなりし。

【5年ぶり黒星】
現在、江東区の富岡八幡宮には有名な「横綱力士碑」があり、そのかたわらに「超五十連勝力士碑」という石碑が立っています。これには「五十八連勝 梅ヶ谷藤太郎」と彫られているのですが、その連勝が止まった取組がこの若嶋戦です。記事での扱いはあまり大きくありませんが、この時代は記録に対する関心が低く、連勝記録という概念もほとんど無かったと思われます。いずれにしても、入幕から引退まで6敗しかしなかった梅ヶ谷が敗れる歴史的な一番です。
ウィキペディア(超五十連勝力士碑)
富岡八幡宮ホームページ
東大関・若嶋久三郎
明治14年春場所星取表

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