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レトロ相撲記事。

明治~大正の新聞記事は大変興味深い情報の宝庫です。味わい深い文体も楽しみながら、古き佳き時代の相撲場風情を満喫しましょう。 緑色の文字は作成者のコメントです。

明治17年春場所千秋楽 (東京横濱毎日新聞/明治17.1.17)鶴ヶ濱が好成績

Posted on 2006年9月5日2026年1月24日 By gans 明治17年春場所千秋楽 (東京横濱毎日新聞/明治17.1.17)鶴ヶ濱が好成績 へのコメントはまだありません


・昨日回向院十日目すなわち千秋楽の相撲は、中入前日下山に野州山は突張りて「ハタキ込」日下山の勝。
・岩ノ里に山ノ音は「押切」りて山ノ音の勝。
・取倉に八幡山は「持出」して八幡の勝。
・荒石に大和錦は「右四ツ」となり「下手投」にて荒石の勝。
・中入後三役は、増位山に御所櫻は左を差して「寄」り増位の勝。
・綾浪に芝田山は、「左四ツ」にて綾浪が遮に無に「寄」り行くを「ウッチャリ」て芝田の勝。
・藤ノ戸に鶴ヶ濱は立ち際に鶴の「ハリ」たるより藤ノ戸ちょっと堅くなりしを、すかさず押切り鶴の勝にて、各々当日の小結関脇大関の名乗を受け、弓取の役は朝日嶽の弟子なる富山兵蔵これを勤めて目出度く打出したり。

【未来の名力士】
八幡山は足技を武器とする後の大関で、翌場所二段目の上位に昇進します。綾浪は後の関脇ですが、この日は芝田山にうっちゃられて負け越しが決定。鶴ヶ濱は後の小結・司天龍、結びの一番に勝って7勝1敗の好成績を収めました。
【富山(とみやま)】
過去に路上で暴れ、罰金10銭を取られたニュースで新聞に載ってしまったこともある下位力士ですが、弓取りの力士として登場しました。
明治17年春場所星取表

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